壁紙選びで気を付けたいポイント【初級編】
空間の面積を多く占める壁紙は、インテリアのイメージを左右する重要なアイテム。豊富なデザインと質感があり、パッと見ただけではどれがいいのかわからなくなってしまいませんか？そこで、“壁紙選びのポイント”や“壁紙を選ぶ上で最適な種類のものが見つかるように知っておきたい特徴”をご紹介したいと思います。
また、最近ではおうち時間が増えたこともあり、壁紙の張替えをDIYで行う方も増えてきているようなので、DIY時にも役立つお話をしていきたいと思います。
ポイント①壁紙の機能を知ろう
壁紙と一口に言っても、その種類は様々です。中には、「こんな機能も？！」と驚くことがあるくらい壁紙も進化しているんです。
例えば、キッチンや洗面スペースなどで多く使われるビニールクロスやオレフィン壁紙といった種類のものは汚れに強く作られているため、万が一汚れがついてしまったというときでも、さっと拭くだけでOKです。また、中には消臭の機能を持っている壁紙もあります。太陽光やLED、蛍光灯などから発せられる光に反応する光触媒反応と消臭剤によりタバコや食べ物のニオイを消してくれる優れものも。生活臭を取り除いてくれるので、リビングやダイニングスペースにぴったりです。
また、抗菌効果や調湿効果が備わっている壁紙もあるので、トイレや子供部屋に適していると言えます。
さらに、最近では抗ウイルス効果が期待できる壁紙もあるので、住まいの中こそ感染対策をしたいという方におススメです。
ポイント②デザインの選び方を知ろう
壁紙を選ぶとき、好きな柄や色のものをついつい選びがちですが、部屋の用途に合わせてデザインを選ぶことが大切です。
例えば、リビングやダイニング、キッチンに自分の好きな派手な柄の壁紙を張ったらどうでしょうか？デザインによっては、リラックスタイムの邪魔になってしまうかもしれません。
張る面積が広い分、そう簡単に壁紙の張替えもできませんよね。そこで、家族や友人と多くの時間を過ごすLDKスペースには、シンプルで飽きないデザインの壁紙を張ることをおすすめします。
反対に、自分の部屋やトイレなど、限られたスペースの場合には、思い切って好きなデザインの壁紙を張るのもいいかもしれません。
こちらは実際に施工した現場の写真です。広さに限りのあるトイレスペースも、正面と側面を違う種類の壁紙にすることで雰囲気も変わりますし、デザイン性もアップします。
壁紙のデザインは、壁紙単体のデザインで選ぶのではなく、お部屋での過ごし方や、身のまわりの家具、雑貨など、どのような部屋にしたいかイメージし、自分のライフスタイルに合わせてインテリアスタイルを決めましょう。
ポイント③DIYの場合
最近ではホームセンターやネットで誰でも簡単に壁紙を購入でき、さらには動画サイトなどを見れば張り方も掲載されているので、壁紙の張替えは一般の方でも手を出しやすいDIYのひとつです。
ここではDIYで壁紙の張替えをする際のメリットとデメリットについてお話していきます。
メリット
最大のメリットは費用面です。
業者に依頼するよりも、作業量をカットできるため安く済ますことができますし、自分のイメージ通りに仕上げることも可能です。
デメリット
ご自身での作業となるため、時間と手間がかかってくるのと、失敗した際のリスクが伴います。また壁紙を引っ張るといった力作業が伴うので、ひとりではなく、複数人で共同作業することをおすすめします。
ともあれ、今はDIY用の張ってはがせる壁紙や、ウォールステッカーといった部分的に雰囲気を変えられるアイテムもあるので、心配な方は小規模から始めてみてはいかがでしょうか。
最後に
今回は壁紙の張替えについてまとめました。
- 機能を把握して、場所にあった壁紙選び
- ライフスタイルをイメージしたデザイン選び
壁紙の機能性やデザイン性を理解して張替えをすれば、空間も素敵になりますよね。また、自分で張ればご自宅にも愛着が生まれます。壁紙もインテリアの一つとして考えれば、生活空間のデザインに一役買うこと間違いなしですね。
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