『リノベーションのきっかけ』
築年数が経ってキッチンや洗面台などが古くなり使いにくさを感じ、リノベーションを検討していたI様ご夫婦。さらに収納スペースが少なく収納棚を多く置いているせいでキッチンやリビングが狭くなり、愛犬が自由に遊び回ることができなくなっていることも気がかりになっていました。そこで自分たちと愛犬がストレスなく暮らせるようにリノベーションすることを決めたそうです。
『築42年の家は不安だらけ』
プランニングを行う際、打ち合わせで住まいのお悩みや要望を伺ったところ、キッチンや洗面室以外にも気になるところがあると話してくださいました。家を建てて、42年も経っているため大きな地震が来た時とても心配なこと、建坪が狭いので間取りを有効活用したいこと、畳からフローリングにして掃除をしやすくしたいこと。一つ一つのお悩みを解決し、要望を叶えられるようにプランニングを進めました。
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収納スペースが少なく、収納棚を設けて物を収納しているキッチンとリビング。
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古くて使いにくい洗面台と洗剤などを床に直置きしている洗面室の床。
『I様ご夫婦も愛犬もストレスフリーな住まいへ』
I様ご夫婦のお悩みを解決するため、まず耐震性能を高める提案をしました。さらに、畳からフローリングにする際、愛犬のストレスや負担を軽くするために「イクタプリオス」という床材を提案しました。「イクタプリオス」は『滑りにくく歩きやすい・汚れに強い・傷がつきにくい』という3つの特徴があります。この床材にすることで奥様のご要望でもある「フローリングにして掃除をしやすくしたい」というご要望を叶え、愛犬もストレスなく家の中を元気に遊び回ることが出来ます。
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イクタプリオスを使用した床。
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清潔感のある洗面室と浴室。
『スロウカフェの広々としたリビングダイニング』
ご要望の一つにあった「建坪が狭いので間取りを有効活用したい」というご要望を叶えるためにリビングとダイニングを兼ねたリビングダイニングしました。リビングダイニングにしたことで、ダイニングとリビングスペースが1つの空間で収まり、キッチンの向かいに旦那様が書斎として使うカウンタースペースを作ることが出来ました。リビングダイニングスペースでご夫婦2人でゆっくり食事や談笑を楽しみ、カウンタースペースで読書や仕事が出来るようになりました。デザインテイストは奥様の好みのスロウカフェテイストにするためにソファや建具、棚の色をライトブラウンで統一し穏やかで居心地の良い空間にしました。
またリビングダイニングスペースとカウンタースペースの間のスペースで愛犬と遊べる自由な空間を設けたことで今まで以上に愛犬と遊ぶ時間が増えたとI様ご夫婦が嬉しそうに話して下さいました。
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ダイニングテーブルのアイアンがアクセントになっているリビングダイニングスペース。
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ピンクのキッチンで柔らかい雰囲気のキッチン。