リノベーション事例Renovation Case

#90

黒川郡大和町三世代で過ごすレトロモダンなLDK

黒川郡大和町　S様
住居者構成：家族（大人4人　子供2人）
物件種別：戸建て
Taste / JAPANESE MODERN

『家族６人みんなが集まって居心地よく過ごせるLDK』を望まれていたS様ご家族。既存の柱や天井など昔ながらの雰囲気を最大限に活かすことで、幅広い世代がホッと笑顔で過ごせるレトロモダンなLDKへリノベーションすることができました。

リノベーションのきっかけ

ご両親と一緒に二世帯で暮らすことになったS様ご家族。三世代６人みんなが集まって過ごせる広々としたリビングが欲しいという想いからリノベーションをご決断されました。昔ながらの落ち着いた雰囲気を残したいというご要望もあり、既存の天井や柱を活かしながら、家族みんなが居心地よく過ごせる住まいにするためのプランニングが始まりました。

家族の笑顔がそろう広々としたLDK

キッチン、和室、廊下とわかれていた間取りを家族６人みんながゆったり過ごせる広々としたLDKにしました。S様ご家族みんなでくつろげるグリーンの大きなソファーを中心に、家族そろってテレビを見て過ごしたり、本や雑誌を読んだり、ご家族の団らんの時間が広がります。リビングにはマガジンラックを造作し、お子様が好きな文庫本やマンガ、奥様の雑誌、毎日届く新聞を並べてそれぞれが好きなタイミングで手に取れるように。「好きな本だったりテレビだったり、世代差による価値観の違いを感じながらも新しい発見があって新鮮です」と三世代が一緒に暮らす醍醐味を楽しまれているそうです。家族が集まるリビングが物で溢れないように、大きな収納スペースも造作。読み終わった本や使い終わった掃除用具、子どものおもちゃなどを出しっぱなしにせず、いつでも片付いた状態を保てるので生活感を感じさせない空間となりました。
また、タイルを施した奥様こだわりのキッチンは、カウンター前にダイニングテーブルをつなげることで調理、配膳、片付けまでをスムーズに行えます。生活スタイルが異なる三世代で食事の時間帯がずれることがあっても、それぞれがさっと食事ができるようなスタイルになっています。リビングとダイニングスペースの間にはロールスクリーンを設置し、来客の際は下ろすことで生活感のあるキッチンを見せない工夫もしています。

大きなソファがあってもゆったりとしたリビング。
動線のいい対面キッチンは家事がスムーズに進みます。

レトロモダンな空間

昔ながらの落ち着いた雰囲気を残しながら、古さの中にもシックであたたかみを感じられる空間をデザインしました。柱や天井は塗装だけに留め、壊して作り直すのではなく素材のよさを最大限に活かしたリノベーションに。リビング壁面には古材風の化粧板を施工し、ダークな色合いのフローリングを使用してレトロな雰囲気を感じながらもモダンな印象に。新しいものにはない味わいややさしさが感じられるような、幅広い世代がホッとくつろげるレトロモダンな空間が完成しました。

キッチンタイルがレトロな空間に馴染みます。
柱や床材の素材の味わいを活かしたLDK。

リノベーションを終えて

「広いリビングで家族みんなが集まって過ごせるようになり、楽しい時間を過ごしています。ガラッと雰囲気も変わり、とても新鮮な気持ちです。新しいけどどこか懐かしいような、落ち着く住まいに生まれ変わりました」とS様ご家族からお喜びの声をいただきました。『家族そろって居心地よく過ごせるLDKにしたい』という想いをリノベーションで叶えられたS様ご家族でした。