【プロが教える】中古住宅のリノベーション向き物件＜一人暮らし編＞
一人暮らしをしている方で「賃貸に住み続けるのは支払いがもったいない」「今後、ライフスタイルが変わりそう」「新築マンションは価格が高く手が出せない」と感じている場合におすすめしたいのが中古住宅のリノベーションです。
中古住宅×リノベーションなら新築よりも低価格。内装や間取りは好みに合わせて作り変えることができるのでマイホームの選択肢として検討される方が増えています。
築古の小さく区切られた間取りの物件を、部屋数を減らして広々とした空間にし、一人の時間をゆったりと過ごしたり、趣味に費やしたりと楽しむことができます。
そこで、一人暮らしで自分だけの好きなものやこだわりをつめこんだ暮らしをしたい方に「中古住宅物件選びのポイント」を解説します。
ライフスタイルに合った周辺環境で考える物件選び
中古住宅×リノベーションのいいところは、内装や設備を自分好みに変えられること。リノベーションが前提なので賃貸や新築建売、新築マンションと違い今の内観にこだわる必要はありません。
その分周辺環境や理想のエリアにこだわって物件を選びましょう。
駅近の物件
駅近の物件には「通勤・通学に便利」「商業施設など生活に必要な施設が多い」と様々なメリットがあります。新築では高額になりますが、中古住宅なら選ぶ物件数も増え探しやすいと思います。
また、一人暮らしの女性には、人通りや明るい道も多いため夜道でも安心しやすいのではないでしょうか。
このようにメリットの多い駅近の物件は、人気のため資産価値が下がりにくい傾向にあります。
将来的に結婚や子育てなどによる生活スタイルの変化を懸念されている方は、比較的売却のしやすい駅近物件を選んでみてはいかがでしょうか？
趣味に合わせた環境
趣味と一口に言ってもさまざまな物がありますよね。そしてご自身の趣味をより楽しむために、これが近くにあったらいいのにと思うものがあると思います。
例えば、読書が趣味なら図書館や本屋、映画鑑賞が趣味なら映画館やレンタルショップなど…
このような欲しい施設をいくつか挙げてみてください。ペットと一緒に住んで、休日は近くの公園やドッグランに行きたいなど、理想の過ごし方を想像して物件選びをしてみてください。
中古住宅リノベーションならリノベーションした住まいだけでなく、住む町も楽しめる生活が送れます。
物件の仕様で考える中古住宅選び
中古住宅の建物によっても広さや築年数、構造と様々な仕様があります。
ライフスタイルに合わせて各仕様から物件を選んでみてください。
築年数
中古住宅の中でもマンションの購入を考えている場合は築20年以上の物件がおすすめです。中古マンションの価値相場は約20年以降を目安に売却の価格相場の減少が緩やかになります。
築20年以上の物件をリノベーションをすることで、数年後に売却となった場合でもあまり価値を落とすことなく売却することが可能です。
戸建ての場合は築2年で9割、築10年で5割、築20年で0と売却した際の建物の相場価格が減っていきます。戸建てがよいという場合には、人気のエリアなど土地の価値が下がりにくい場所を選ぶとよいでしょう。
単身向けとファミリー向け
マンションには単身向けとファミリー向けがあります。
国土交通省の住生活基本計画における「居住面積水準」によると、単身向けの面積は20～55㎡ほどでそれ以上がファミリーとなるようです。
この数値を参考に必要な部屋数に応じて物件を決めてみてください。
収納やゲストルーム、ワークスペースや趣味などご自身のライフスタイルに合わせて物件の広さを決めることで、リノベーションのプラン時に「狭すぎた」「広すぎた」と後悔することが防げます。
また、置きたいインテリアも検討しておくとよいでしょう。ソファーが2人掛けなのか3人掛けなのかでも、必要になる空間の幅が変わってきます。
必要な部屋と置きたいインテリアを考えておくことで、理想のライフスタイルにはどれくらいの広さの物件がちょうどよいのかがわかりやすくなります。
ますはモデルルーム見学会から
ここまで中古住宅のリノベーション向き物件の選び方について解説してきました。
中古住宅×リノベーションの物件選びのポイントは、「ライフスタイルに合わせた」というところです。周辺環境も物件の仕様も、理想のライフスタイルをもとに選んでみてください。
また、イメージがつきにくいという方はぜひモデルルームを見学してみませんか？
365リノベが仙台に用意しているモデルルームを見学することで、ライフスタイルに合わせた「中古物件のリノベーション」を体感することができます。
中古住宅×リノベーションのモデルルームを見学しながら相談することも可能ですので、リノベーションに興味を持たれた方や相談を検討している方はぜひモデルルームをご見学ください。
