スタッフブログTextbook of renovation
仙台リノベーションレポート
2026.07.21

【仙台・宮城スタッフブログ】「陰翳と余白」でつくる、心が落ち着くLDK ~ジャパンディ×アースカラーリノベ~

こんにちは!仙台市 中古住宅リノベーションの365リノベ宮城野スタジオ 佐藤です。

先日、お客様との打ち合わせで「北欧っぽいテイストは好きだけど、どこか温かみや落ち着きも欲しい」というご相談をいただきました。今日はそんな声から生まれた、ジャパンディ×アースカラーのLDKリノベ提案についてご紹介したいと思います。

ジャパンディとは?

「ジャパンディ(Japandi)」とは、Japan(日本)とScandinavian(北欧)を掛け合わせた言葉で、北欧の機能美と日本の侘び寂びの精神を融合させたインテリアスタイルのことです。シンプルで無駄がなく、それでいて素材の質感や陰影を大切にする——忙しい毎日を送る現代人の心にすっと馴染むテイストとして、近年注目を集めています。

今回のコンセプトは、まさにこの言葉がぴったりの「陰翳と余白」。派手な装飾に頼らず、光と影、素材そのものの表情で空間に奥行きをつくる考え方です。

解体できない梁や柱こそ、主役にする

中古マンションのスケルトンリノベでよくご相談いただくのが、「どうしても解体できない梁や柱、配管スペース(PS)をどう見せるか」という悩みです。

今回の提案では、この”動かせない構造”を隠すのではなく、あえてデザインの主役に据えました。

  • 撤去できない下がり梁は、ダークウォルナットで塗装して「あらわし梁」として意匠化。梁下に間接照明を仕込むことで、夜には梁の存在感がぐっと引き立ちます。
  • 柱やPSの出っ張りは、スギ材のルーバーを使った可動式の格子スクリーンで造作。空間を緩やかに間仕切る機能も兼ねています。

「隠す」から「魅せる」への発想転換。これができると、リノベの自由度は一気に広がります。

 

床・壁・建具にみる、素材と色のこだわり

空間全体の質感を支えるのは、やはり素材選びです。

床は、グレージュ寄りのマットな仕上げのオーク無垢調フローリングを基調に。段差のある和室部分には、縁なしのグレーグリーンの琉球畳を採用し、リビングとの緩やかな一体感を演出します。

壁はライムウォッシュや珪藻土でアイボリー〜サンドベージュの落ち着いた表情に仕上げ、和室側だけモスグリーンのアクセントクロスを効かせることで、空間にメリハリを持たせています。

建具も見逃せないポイントです。和室の引戸は、書院風のデザインをブラックウォルナットで表現。伝統的なモチーフを現代の素材で再解釈することで、和と北欧の橋渡し役になってくれます。

 

 

キッチンと照明で仕上げる、暮らしの質感

キッチンは、フラットでハンドルレスなグレージュ系を選択。天板には無垢の質感を感じられる集成材を採用し、道具としての美しさと使い勝手を両立させました。

照明はダウンライトを最小限に抑え、和紙やオパールガラスのペンダントライトと間接照明を中心に構成。「明るくする」のではなく「陰影をつくる」という発想が、このテイストの肝だと感じています。

 

家具は、ローソファと座卓の組み合わせで目線を低く保ち、天井の高さやあらわし梁をより印象的に見せる工夫も加えました。

 

おわりに

今回ご紹介した提案は、これからも様々なお客様のLDKリノベにアレンジを加えながらご提案していきたいと思っている、私たちのお気に入りの型のひとつです。

「北欧テイストも和の趣きも、どちらも諦めたくない」——そんな想いをお持ちの方は、ぜひ365リノベ宮城野スタジオまでお気軽にご相談ください。あなたのお住まいの”動かせない個性”を、一緒に魅力に変えていきましょう。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

※このブログにて使用している画像は一部生成AIによる加工を施しております。

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