中古マンションリノベーションで押さえたい収納のポイント【仙台の事例付き】

中古住宅×リノベーションを考えたときに“キレイ”な住まいにしたいという思いがありますよね。その“キレイ”は完成後だけではなく、ずっと“キレイ”が理想ではないでしょうか。
そこで今回は中古マンションをリノベーションするうえで重要な収納のポイントを解説していきます。リノベーションを検討中の方は必見です。

適材適所の収納がポイント

収納設計で重要になるのはいかに生活動線を短くするかです。「玄関とリビングの間にコートやアクセサリーなど外で使用するための収納」や、「それぞれの部屋から近い距離に掃除用の収納」があれば、帰宅ついでにしまうことができたり、気になった時にぱっと掃除ができたりしますよね。

なので、一カ所に大きな収納があればよいということではなく、それぞれの動線を考えて適切な場所に適切な量の収納が必要になるということです。
仙台でリノベーションを手掛ける365リノベがプランニングした間取りを見てみましょう。

キッチンで使うものはキッチンのそばに、おうち全体で使用する掃除用具などはおうちの中心に収納が用意されているのがわかるかと思います。
ワンアクションで済むように収納の場所を決めることでキレイを保ちやすい住まいになります。

限られたスペースへの収納づくり

収納量は床面積に対して何パーセントが理想といわれているご存知でしょうか？
理想の収納量は床面積の15%から20%といわれています。

一般的な中古マンションの間取りの場合、収納量は7%～10%程になります。理想の収納量の約半分ほどになっていますよね。
しかし、マンションは限られたスペースをうまく使うことが必要です。あれもこれも間取りに反映することはできないので、ライフスタイルに合わせて取捨選択する必要があります。今回はスペースを有効活用した収納をいくつか紹介します。ぜひあなたのリノベーションの参考にしてください。

シューズクローク

最初に紹介するのはシューズクロークです。

マンションの場合、玄関には小さな下駄箱があるというのが一般的ですが、シューズクロークを設置することで圧迫感がなくなり収納量も十分になるのですっきりとした玄関になります。靴やコートを置くことができれば生活動線を短くすることができます。
また、スペースを広くとることで自転車やベビーカーなど暮らしや趣味に合わせて外で使用する物も置くことができます。

パントリー

パントリーは食品や飲料をストックしたり、調理器具や日用品を保管したりするのに役立つ収納スペースのことです。

キッチン周りとは別に、キッチンの周辺にパントリーを設けることで煩雑になりがちなキッチン周りをすっきりと見せることができます。パントリー内も収納するものに適した棚を設けることで使いやすい収納になります。