リノベの教科書Textbook of renovation
リノベーション
2024.10.18

【中古住宅に新たな価値を加えよう】庭・ガーデンリノベーションまとめ!費用の目安とポイントを徹底解説

中古住宅を購入する際、内装や間取りに目が向きがちですが、実は庭も大変重要なポイントです。庭は家族の集いの場であり、リラックスできるスペースでもあります。中古住宅を選ぶ際に、庭の状態や可能性をしっかりと見極めることが、長く快適に過ごすための鍵となります。

中古住宅に新たな価値を加えるために、庭・ガーデンのリノベーションを考えてみませんか?既存の庭を自分たちのライフスタイルに合わせてカスタマイズすることで、より一層自分たちの「理想の家」に近づけることができます。

しかし、リノベーションで気になることと言えば、やはり費用はどれくらい必要なのかということ。そしてどんなことに気をつける必要があるのかということ。そんな庭のリノベーションに悩む方のために、費用の目安やリノベーションのポイントなどをプロ目線で解説していきます。

庭・ガーデンリノベーション費用の目安はどれくらい?

結論として庭・ガーデンのリノベーションは、10~100万円が費用の目安となります。もちろんリノベーション内容によっては100万円を超えることもありますし、さらには300万円を超えるケースもあります。庭のリノベーションにはかなり幅広い種類があるため、高額なものから数万円で行えるものまで実にさまざまです。

さらに、費用は坪数によって大きく変動しますので、一概に相場というのは決まっていません。しかし、100万円以内に収まることがほとんどのようです。むしろ一般家庭の庭の広さであれば、50万円で十分なケースも多く見られます。そのため、事前にどのようなリノベーションを行うか決めておくことで、無駄な出費を避けることができます。

 

リノベーション費用の相場一覧

芝生張り:約3~8千円/㎡(貼り付け、工事費込)
砂利敷き:約5千円~1万円/㎡
タイル・レンガ張り:約30~50万円
植栽:約1~2万円/本
花壇設置:約3~10万円
ウッドデッキ:約20~50万円

 

基本的なリノベーションの種類としては、上記にある通りです。一般家庭だと10~20㎡の庭が多いので、30万円以内の費用になる場合が多いです。ただし、門扉やアプローチなど、特殊なリノベーションを含める場合は、高額な費用がかかることもあります。

 

庭・ガーデンリノベーションのポイントをチェックしよう

庭のリノベーションを行うときは、考えるべき3つのポイントがあります。その3つとは「目的」「将来」「メンテナンス」です。どんなことを意識していけば良いのか、一つずつ確認していきましょう。

 

どのような庭にするのか目的を明確にする

あなたの理想とする庭はどのような庭ですか?明確に目的が決まっているなら、すぐに答えることができるでしょう。もしも答えに迷ってしまったとしたら、すぐにリノベーションを行うべきではありません。庭のリノベーションは選択肢が幅広いため、明確な目的を持たずに進めてしまうと、納得のいくリノベーションができなくなってしまいます。

「子供が楽しく遊べるような庭が欲しい」「日本庭園のような趣のある景色を見たい」「ガーデニングができる庭にしたい」など、目的次第で庭の形態は変わっていきます。

例えば、子供が遊べるような庭にしたい場合は、ケガを防ぐために芝生を張ることをおすすめします。一方、日本庭園のような景色を楽しみたい方にとっては、芝生に変える必要はなく、むしろ砂利を敷き詰めるなどして景観づくりに力を入れるべきでしょう。このように、目的を明確にしてからリノベーションを行うことが大切です。

 

将来的にどのような庭を目指したいのか

さて、長期的なビジョンを持って庭のリノベーションを考えてみましょう。まだ結婚していないのであれば、将来家庭を持つことを想定してみてください。すでに家庭を築いている方であれば、子供が生まれて家族が増える可能性や、小さな子供がいるなら一緒に遊べる庭を作ってあげたいなど、様々なシナリオを考えることができます。

将来のことを考えても、すぐに答えが出るとは限りません。しかし、より有意義なリノベーションを実現するためには、庭のデザインを事前に考えておくことが重要です。子供が遊ばなくなった遊び場を、ガーデニングスペースに変えたいと思うこともあるかもしれません。自分一人で悩まずに、家族と一緒にリノベーションの計画を立ててみましょう。

 

メンテナンスのしやすさを重視して考える

リノベーションの目的や計画が固まったら、「よし!これで我が家の庭は完璧だ!」と思って、そのままリノベーションに進むのは避けてください。機能性や将来のことを考えた後は、庭のメンテナンスのしやすさにも目を向けましょう。

例えば、芝生を張った庭では雑草は生えにくくなりますが、芝刈りや水やりを行わなくてはなりません。手間を減らすために、除草剤の使用を検討しておくのも良いでしょう。

些細なことかもしれませんが、リノベーション後にトラブルに巻き込まれるのは避けたいものです。気持ちよくリノベーションが行えるように、利便性の高い庭作りを意識してみましょう。

 

庭・ガーデンリノベーションの注意すべき点

リノベーションを成功させるためのポイントを押さえたら、次は失敗しないために注意すべき点を確認しましょう。庭のリノベーションを行うときは、「動線」「室内からの眺め」「外からの眺め」の3点を考慮する必要があります。

 

庭作業の効率を高めるための動線作り

みなさんは動線という言葉をご存じですか?例えば、庭でガーデニングをする際に、花壇と蛇口が離れていたとしたら不便ですよね。人が移動する際に取る経路やルートである動線を意識してリノベーションをしないと、庭の使い勝手が悪くなります。

「少し考えれば、そんなミスしないのでは?」
確かにその通りです。しかし、目的や計画がはっきりと決まっていない場合、後から必要なものが次々と出てくることがあります。「そうだ、あれもあったら便利かもしれない」などと思いつきで設備を追加してしまうと、多くの方が空いているスペースに敷き詰めてしまうのです。

そのため、庭へ続く道が通りやすいか、狭くて歩きにくい状態ではないかなど、動線を考えたリノベーションを心掛けるようにしてください。

 

室内からの眺めはどう映るか

しっかりと動線を考えたなら、今度は室内からの眺めを考えてみましょう。窓からごちゃごちゃしている庭が見えると、なんだか残念な気持ちになってしまうもの。自分だけでなく、家族も同じように感じるかもしれません。

庭の印象が悪いと、自然と室内の印象まで悪くなることもあります。室内からの眺めを意識して、窓から見たいもの、見たくないものを想定しながら計画を立てていきましょう。

 

外からの眺め

さて、あなたの庭は外からどんなイメージで見られていると思いますか?家族が気にしなくても、庭が汚れていると思われてしまうのは悲しいものです。また、外からの眺めで気をつけるべきポイントは、他にもあります。

庭が丸見えだと周囲から洗濯物が見えるだけでなく、部屋の中まで見えてしまう心配もあります。不審者に目を付けられる危険性もあり、安心して部屋でくつろぐことができなくなります。周りの視線が気になってしまうと、集中できないこともあるでしょう。

このような事態を防ぐためにも、外からの眺めには十分に配慮しておきましょう。

 

快適に暮らせる庭をリノベーションで実現しよう

景観を重視したいのか、実用性を重視したいのか、庭というのは実にたくさんの使い道があるものです。考え方は一人ひとり違うので、理想の庭のイメージもそれぞれで変わるでしょう。しかし、リノベーションを成功させるために大切なポイントや注意すべき点は変わりません。

正しい知識を身につけておけば、リノベーションでの後悔を減らすことができます。また、無駄な出費を避けるためにも費用相場を把握していくことが大切です。快適に過ごせる庭を手に入れるために、ぜひ庭のリノベーションを計画してみてください。

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