リノベーションのきっかけ
ご主人の退職に伴い、充実したセカンドライフを送るために戸建てリノベーションを考えたA様ご夫婦。
築48年と築年数も経っているので住宅設備を一新するだけでなく、収納スペースを増やしてすっきりした住空間で快適に暮らしたいとの想いから、全面リノベーションを選ばれました。また、ご主人と奥様それぞれのパーソナルスペースが欲しいとのご要望がありました。そこで、夫婦ふたりで過ごす時間もおひとりで過ごす時間も、それぞれが快適に過ごせるためのプランニングがはじまりました。
❝暮らしやすさ❞を追求した住まい
A様ご夫婦の❝暮らしやすさ❞のために、各部屋に収納スペースを設けて『モノを片付けやすい・取り出しやすい環境作り』を追求しました。ウォークインクローゼットは、おふたりの衣類や小物など十分に収納できる大容量のスペースとなっています。また、モノの定位置を決めることで必要なモノを必要な時にさっと取り出せるので、生活のルーティーンもスムーズに。「常にすっきり整理されてスペースに余裕があるので新しい服にも挑戦できるようになりました」と、うれしい変化もあったそうです。水まわりも一新し、洗面室、ランドリースペース、脱衣所、キッチンと水まわりを隣り合わせてぐるりと回遊できるつくりに。どこにいても行き止まりの無い間取りになっているので、キッチン仕事を終えてすぐ洗濯ができるなど、家事動線がよくなり毎日の家事をより楽に進めることができます。リビングに室内干用のハンガーパイプを造作して、天気が悪くても安心して洗濯物を干すことができたり、玄関にベンチや手摺りを設置して靴の脱ぎ履きをしやすくするなど、快適な生活のための工夫を取り入れ、おふたりの❝暮らしやすい住まい❞を叶えました。
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LDKや各場所に収納スペースがあり、常にすっきりした空間を保てます。
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モノの場所が把握しやすい大容量のウォークインクローゼット。
夫婦時間も自分時間も大切に
ご主人と奥様がそれぞれのパーソナルスペースをご要望でしたので、お互いに気を遣うことなく過ごせる工夫を取り入れました。洗面室は脱衣所と分け、奥様がゆっくりとお化粧ができるように洗面化粧室を造作しました。高級感を感じる洗面台は気分を高め、毎日の身支度が楽しくできる奥様お気に入りのパーソナルスペースに。
リビング隣の畳スペースは客間として使用することはもちろん、ご主人の書斎を兼ねています。ロールスクリーンで仕切れば視線を気にせず集中して読書を楽しめるなど、ほどよく仕切られたプライベート空間として使うことも。
また、奥様がキッチンで食事の支度をしているときにダイニングの一角にあるパソコンスペースでご主人が調べものをしたり、リビングで奥様がテレビを見ているときに隣の和室でご主人が昼寝をするなど、自分が好きなことを楽しみながらお互いの気配を近くに感じることができ、ちょうどいい距離感で過ごすことができます。「一緒にいる時間が増えて楽しいことは共有しながらもひとり時間もしっかり持てるので、ストレスなくおうち時間を楽しんでいます」とお互いを尊重し、快適に過ごせるようになりました。
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奥様がゆっくりと身支度ができるお気に入りの洗面化粧室。
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そのときどきによって使い方を選べる畳スペース。
リノベーションを終えて
「こんな部屋がいいなと思っていた以上に素敵な家にしていただいて大満足です。 たくさんの収納スペースがあり、モダンですっきりした空間になりました。こちらの要望を親身に聞いて細部にわたって妥協せず、住む側の立場になり動いてくださる姿勢をみて安心してお任せすることできました。本当にありがとうございました」とA様ご夫婦から感想をいただきました。
夫婦の時間も個々の時間も、どちらも大切にして充実したセカンドライフを楽しむ理想の住まいが完成しました。
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好きな場所でくつろぎながらでもお互いの気配を感じることができるLDK。
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柱を利用した棚に、おふたりの好きなものを飾って空間づくりを楽しめます。