『リノベーションのきっかけ』
もともとお住まいになられていた築22年の物件は購入してから年数がたち、どこか使い勝手が悪くストレスを感じていた。また、暮らしていて気分の上がらない空間をどうにかしたいと思いリノベーションをされるご決断をされたT様。
365リノベのモデルルームをご覧いただき、こういう暮らしがしたいと思ってくださったことも、リノベーションに踏み切ったきっかけの一つだという。
『リノベーションをする上での悩みと要望』
水廻りが特に使いにくい。浴室は狭く、足を伸ばして湯船につかれない。キッチンは古くなったせいか使い勝手の悪さを感じる。また収納はあるが使いにくく洋室の一つは物置になって雑然としているといったお悩みを抱えていた。
リノベーションを経て、猫ちゃんにとっても居心地の良い空間にしたい。趣味であるミシンの居場所を決めて、楽しみたい。収納をたくさん作りゆったりと生活ができる場所を確保したという思いがあった。
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築22年のキッチン。収納は観音開きで無駄なスペースがおおく、カウンター上に物が出てしまう。
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キッチンは開放的になり、収納も無駄なスペースを作りにくいスライド式になり同じサイズでおも大容量に。黒い扉柄のキッチンは木目の目立つキッチン空間を引き締めている。
『こだわったポイントは?』
猫ちゃんとの暮らしを考え、棚の固定は受けを使わず、棚本体だけが見えるよう埋め込みに。また、マンションではめったに見ない柱をわざと設け、麻ひもをまくことで、爪とぎができるように。木材はタモ材で統一し、きれいなあめ色に仕上げた点もポイントの一つ。
ミシンを使う場所も確保。シュークロークに作業台を設けることで趣味を思いっきり楽しめる空間に仕上げた。
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テレビボード背面のタイルが目を引く。壁につけられたこだわりのタモ材の棚はキャットウォークも兼ねている。飴色の棚とヘリンボーン張りのタイルが柔らかい空間づくりを手伝っている。
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マンションでは見られない柱をわざと設けることで空間に変化を作っている。麻ひもをまいて爪とぎができるように考えられた設計もリノベーションならではの事例となっている。
『リノベーションされた感想をおしえてください』
リノベーション中はどんどん完成に近くなるにつれて、わくわくがとまらず、期待しかありませんでした。完成を見たときに期待以上の出来に感動してしましました。
猫もキャットウォークを満喫し、大喜びで使っています。興奮すると麻ひもの柱を下から上までおぼってストレスを発散しているようです。これから素敵に生活できるようにいろいろとそろえていくのも楽しみです。
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住む人の形態に合わせて間取りを変化できるのもリノベーションならでは。奥に見える棚の収納はパントリーとなっており、キッチン廻りが物であふれる心配もなさそう。
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浴室も木目を基調にコーディネート。最新のシステムバスはお手入れも簡単で、T様が悩んでいた足を延ばしてお風呂につかりたいという要望もかなえる広さを実現。