『リノベーションのきっかけ』
もともと住んでいたマンションは、家事動線が悪かったため家事効率の悪さや料理中の孤独感を感じていました。また、マンション特有の直貼りフローリングのふわふわ感やサッシ廻りのカビなど、気になるところがたくさんありました。これから生まれてくるお子様のためにも悩みを解決しておきたいと考え、リノベーションがスタートしました。
『可変性のある間取り』
この先長い将来を見据えたうえで一番こだわったのは、間取りの「可変性」でした。
LDKの建具を開ければ2LDK、閉めれば3LDKというようにどちらにも対応できるようプランニング。さらにリビングとダイニングは、生活スタイルの変化やお子様の成長に合わせて変えられる配置となっています。
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建具を閉めても十分に余裕のあるリビングスペース。
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ダイニングスペースや、大きくなったお子様の勉強スペースにも。
『素材を生かした優しい空間』
Y様は落ち着きのあるカフェのような雰囲気や、男らしくかっこいい雰囲気を好まれており、「家族みんなで過ごすLDKは飽きのこないスロウカフェテイストの空間で、団らんの時間を過ごしたい」という夢をお持ちでした。木質の素材を中心に、原色系の色味をできるだけ使用せずグレイッシュカラーの組み合わせをすることで落ち着いた優しい雰囲気に仕上げました。また素材の個性を生かしつつも、お互いが主張しすぎないよう工夫しています。またLDKの印象を決定づけるキッチンの背面・キッチンの腰壁・ペンダントライトの、素材・質感・カラーのバランスを何度もイメージしながら選定しました。
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LDKの印象を決定づけるキッチンの背面・キッチンの腰壁・ペンダントライト。
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コンクリートの壁で男らしくかっこいい雰囲気に。
『ずっと家にいたくなるような空間』
明るく開放的なキッチン、たっぷりの収納スペース、最短距離の家事動線を確保したプランニングで、毎日の家事も楽しみながらできるような間取りになっています。対面キッチンの腰壁は実は黒板になっていて、お子様が落書きする姿をキッチンからもリビングからも見守れて、ご家族の優しい時間が流れるようになりました。柔らかみのある素材や色を組み合わせることで、ずっと家にいたくなるような空間が365リノベで実現しました。
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対面キッチンにすることで、家族との会話を楽しみながら料理ができる空間に。
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お子様が落書きを楽しめるキッチンの腰壁の黒板。