『リノベ―ションのきっかけ』
空き家になっていた親御さんの築34年のマンションに住むことが決まったM様夫婦。その時に奥様のお腹の中にはこれから生まれてくるお子様がいらっしゃったこともあり、現状のまま住むのではなく“自分たちにあった暮らし”、”子育てしやすい暮らし”について考えるように。そこで”自分達らしく子育てができる家”にリノベーションすることを決めました。リノベーションについて調べるうちに目に留まったのが『365リノベ』。365リノベの施工事例に惹かれてリノベーションを決意し、現状だけではなく5年後、10年後の家族のかたちを視野に入れてリノベーションのプランを立てるところから打合せが始めりました。
『築34年のマンションの課題』
築34年のマンションということでキッチンやお風呂まわりなどの住宅設備も古くて使いにくい状態でした。
まずキッチンをはじめ、水まわりの住宅設備をリノベーションするところから工事が始まりました。
リノベーションをすすめる中で一番こだわったのがキッチンです。耐水性・強度が高いモールテックを壁に、キッチン本体は無垢材が特徴の住宅設備メーカー「WOOD ONE」のKUROMUKUにしました。
モールテックとキッチン相性が良く、非日常感を演出してくれるので新鮮な気持ちで家事が出来ます。
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家族の顔を見ながら洗い物などができるので家族とのコミュニケーションがしっかりとれる。
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調理やお手入れなどがしやすいキッチンだから家事を時短できる。余った時間を家族と過ごすのもよし、趣味の時間に費やすもよし、毎日の生活にゆとりが持てる。
『家族のこれからを見据えた家づくり』
リノベーションのきっかけにもあった”子育てのしやすい暮らし”を実現するためにリビングとダイニング・キッチンの床に遮音性能のとれる床材を貼りました。
お子様が生まれた後、元気に家の中を走ったり遊んだりしても近隣の方に迷惑をかけることがありません。
さらに家全体の床を自然塗料にすることで、お子様も安心して過ごせます。
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ダイニング・キッチンとリビングがすぐ行き来できる間取りで家族の様子がいつでも分かる。
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ダイニングにはDCW editionsの”ヒア カムズ サン”、リビングにはネルソン ソーサー バブルランプの”ソーサー ランプ ペンダント”がぞれぞれ存在感と雰囲気を印象付けてる。
『大きな間取りを変えられないからこそ、こだわった素材とインテリア』
もともと壁式工法のマンションで大きな間取りの変更は出来ないため、素材やインテリアで心地よい空間を造り上げたいとご要望がありました。
そこで無垢フローリングをベースにアイアンやステンレス、モールテックスなど異素材を調和させながら組み合わせた心地よい空間づくりを提案しました。
自然素材であたたかみのある無垢材と、無機質で冷たい印象のアイアンの組み合わせは、対照的ながらも相性が良く、空間のアクセントに。
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バルコニーから優しい光が入ってくるリビングで家族団らんが楽しめる。
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規則正しい格子と曲線の照明は部屋に大きなインパクトを与える。