マンションリノベーションを選んだきっかけは?
いちばん初めは、年齢的にもそろそろ家を買ったほうがいいかな、と考え始めたのがきっかけでした。
アパートで一人暮らしをしていたので、一戸建てというよりは管理がしっかりしているマンションのほうが自分に合っていると思い
仙台市内の中古マンション物件を中心に見ていました。
そんな時に、たまたまオノヤ(365リノベ運営会社)の存在をホームページで知って、近くの店舗に行ってみたんです。
そこで、”中古マンションをリノベーションする”という暮らし方を知って。
今まで、リノベーションっていう言葉は知っていましたが、どういう風に進めればいいのか全然分からなかったんです。
スタッフに話を聞いて自分の考える理想の暮らしに合っているのかも、と思ったのが決め手でした。
それに、365リノベはあらかじめ価格が決まっているので、大体このくらいの金額になるっていう想像がつきました。
金額が決まってるからこそ踏み切れたところはあります。
リノベーションをすると決めてからは、物件探しもプランの決定も早かったですね。
実際に中古マンションを買ってリノベーションをする上で、何か不安はありましたか?
家を買うということについていちばん気になっていたのは、「中古マンション」に対する漠然とした不安でした。
中古マンションはもともと誰かが住んでいた家で、自分が住む前の状態が不明瞭ですよね。
間取りや内装、どのくらい汚れていたり、古くなっていたりするのか。
それに、隣や別の階に住んでいる人も、どんな人だか分からない。アパートだったら引っ越せばいいし
そこまで深い付き合いをすることもないですが、持ちマンションとなると周辺の環境はとても重要になります。
ただ、こればかりは実際に住んでみないと分からないなと思い、気持ちを割り切りました。
あともうひとつ、リノベーションの担当者とも話していたのですが、中古マンションがどんな状態なのかは
実際に壊してみないと分からないんです。内装などのプランをいくら立ててみても、じゃあそのプランが
そっくりそのまま再現できるかはマンションの内部を見てみないことには分からない部分なので不安はありました。
実際に、今のこの家も最初のプランニングから位置関係を変えた所もたくさんあるので、最終的にどうなるのかは少し心配でしたね。
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2LDKの間取り。LDKすぐ隣にはすりガラスで仕切られるベッドルームがある。
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ベッドルームの奥にはクローゼットが。帽子もディスプレイできる。
実際に完成した家を見て、どう思いましたか?
まず、いちばん最初「これ本当に俺の家なのか?」「モデルルームみたい(笑)」と思いました。
これから、この家に住むんだな。って、これからの暮らしが楽しみになりました。
自分で考えた家だと思うだけで、テンションが上がりました。時間をかけて打ち合わせをして、床や天井、キッチンやお風呂まで思った通りの形になっているので、リノベーションしたかいがありました。
新築マンションや、中古マンションを買うだけでは、この気持ちは味わえなかったんじゃないかと思います。
実際に住み始めて、この家に合った生活をしなきゃって思うようになりましたね。
お惣菜を皿に移して食べるようになりましたし、缶ビールもコップに注いで飲むようになりました。
自分の「こんな家にしたい」っていう気持ちを、この家に合ったアイテムを集めることで少しずつ形にしていけるのも楽しみになりました。
関わったスタッフもみんなちゃんと誠実に仕事してくれたんで、信頼してお願いできました。
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玄関入ってすぐ右手には、靴や自転車を置ける広いスペースが。
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足を伸ばして湯舟につかれるよう、大きいサイズの浴槽を選んだ。
リノベーションしようか迷っている人に向けて、何かアドバイスはありますか?
中古マンションだけじゃなく住まいは”出会い”なので、もし住みたいところがあって、そこにいい物件があったら
迷っているうちに無くなってしまうかもしれません。
家を買うのには決断力が必要なんですよね。安い買い物ではないので当たり前です。
もし今、家を買うことに迷っていて、「本当に買おう」と思っていないのなら、多分今は買わない方がいいと思うんです。
反対に、ちょっとでも「本当は今買うべきなんだけど・・・」とか「この家に住みたいな」とか、少しでも思っているなら、勇気をもって買ってみることを、私はおすすめします。
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お気に入りのキッチンのシェルフ。LDKどこからでも見える場所に配置している。
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キッチンに並ぶ家電は、S様がアパート暮らしの時から使っていたもの。リノベの空間にしっかり馴染んでいる。