『アパートをリノベーション?』
以前からS様ご夫婦は、自身が所有しているアパート2部屋を使って生活をしていました。隣り合う部屋を持っていたのですが、そこを往復しながら住むという大変不便な生活をされていたそうです。これからの住まいを考えた時に、まずは新築を検討したそうなのですが、希望に沿った土地が見つからず断念。アパートをリノベーションして住むことはできないか、リノベーション会社を探すことにしました。実は365リノベに相談をする前に、いくつかの他のリノベーション会社に工事の相談をしていたそうなのですが、アパートは難しいと工事を断られておりS様は途方に暮れていました。これから新たな暮らしに夢を膨らませていた矢先、問題に直面してしまったS様。そんな時に、偶然365リノベを見つけて来店されたそうです。他社で何度も断られてしまったアパートのリノベーションでしたが、S様の想いを担当者が汲み取り、できる限りS様のご要望を叶えるべく今回365リノベでの住まいづくりが始まりました。
『快適な住まいを手に入れるために』
S様からのご要望は大きく分けて2つ。1つ目は、所有する2部屋を繋げて暮らしやすい生活動線を確保したいというもの。
壁で仕切られた1Kと2Kのアパートを1つの住空間にすることで、面倒な行き来をすることなく、さらに無駄なスペースを無くした間取りにしたいとのことでした。
2つ目は、出来るだけ予算をかけずにリノベーションをしたいというものでした。限られた予算の中でも納得できる仕上がりになるよう、S様と担当者でプランニングを行っていきました。
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インテリアにもこだわった空間。
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リビングスペースは落ち着いた配色で。
『今までとは180°変わった、無駄のない空間』
今回のリノベーションでは、木やタイルといった素材感を大切にした、落ち着きのある大人な空間を目指しました。
室内の中でアクセントとなっているのが、キッチンカウンター前に貼られたカラフルなタイル。キッチン前にはカウンターを設けており、スペースを有効に活用しています。S様からは、デザインの中に男っぽい荒々しさも取り入れたいとのことだったので、このカウンター材には古材を集成材に加工したものを使用しました。
また間取りにもこだわっており、アパートの2部屋を繋げるにあたって「無駄のない空間設計」を心掛けました。キッチンを住まいの中心として配置し、部屋同士を回遊できるような間取りにつくり変えたことで、効率よく移動ができる住まいが完成しました。
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光が差し込むダイニングキッチン。
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対面キッチン。奥には洗面室へと続く扉が。
『これからの住まいを考える』
S様からは「低予算でここまで劇的に変化すると思いませんでした。間取りだけではなく、おしゃれな内装やインテリアを手に入れることも出来ました。以前であればこのアパートに長く住む予定がありませんでしたが、このリノベーションをきっかけに今後の暮らしをどうしていくかじっくり考えていきたいと思います。」と前向きな感想をいただくことができました。
住まいに自分の生活を合わせるのではなく、自分が望むライフスタイルに合った住まいをつくることで、より充実した毎日が送れるようになります。古いところを直すだけでなく、付加価値を付けられるのがリノベーションの強みでもあります。今回はアパートのリノベーションというまれなケースでしたが、無事、S様ご夫婦に満足いただける住まいを作ることができました。
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デザインに合わせて選定した照明が雰囲気を演出している。
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玄関にはシュークロークを設置。