『リノベーションのきっかけ』
以前はアパート暮らしだったK様。家賃がもったいないと感じており、マイホーム購入を検討していたそうです。お子様が生まれ奥様が育休を取得しているタイミングで住まい探しを本格的にスタートさせたのがきっかけで、365リノベスタジオに足を運んで下さいました。最初からリノベーションに興味を抱いていたK様ご夫婦。猫を飼っていることもあり、キャットウォークをプランに組み込めることや、インテリアを含めたリノベーション提案が出来るという部分を気に入っていただき、365リノベでリノベーションをすることになりました。
『要望は“家族みんなの居場所をつくる”こと』
K様からのご要望は2つ。1つ目は「猫たちがのびのびと歩き回れる家にしたい」、そして2つ目が「オシャレな家に住みたい」というものでした。
K様ご家族にはお子様の他に5匹の猫がいました。大切な猫たちのために、のびのびと暮らせる住まいにしたいと考えていたそうです。そこで、専用の部屋を1部屋つくった上で、リビングや寝室などご家族が主に生活される場所にも猫たちが自由に行き来できる仕様にすることで、ヒトだけでなく猫たちの居場所もきちんと確保してあげることにしました。
また、おしゃれな住まいにしたいと考えていたK様でしたが、はじめはどのようにすればいいのか分からなかったそうです。そこで、間取りや内装はK様の望むライフスタイルを打ち合わせで十分ヒヤリングした上で担当者と二人三脚で決めていきました。
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明るく柔らかな空間。
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猫ちゃんも飽きない工夫が散りばめられている。
『可愛らしいフレンチ空間とキャットウォーク』
デザインの部分で悩んでいたK様でしたが、ご夫婦ともブルーが好きだということと、フレンチのような可愛らしい空間に憧れがあるということから、全体的にシャビー感のあるフレンチシックなテイストでまとめていきました。
空間に彩りを添えるアクセントクロスやキッチンの腰壁に貼ったタイルにブルーグレーの色を取り入れ、その他の天井や壁は全て白で統一しました。また、広い面積を占める床に貼ったフローリングにはシャビー感のあるグレーがかったものを選定し、家具やソファなどのインテリアは白みがかった木の素材やライトグレーで合わせたことで、空間全体のトーンを揃えることができ、統一感が生まれました。
今回担当者がいちばん力を入れたというキャットウォークは、どこにいても猫たちの存在を感じられるつくりを意識しています。キャットウォーク自体は強度のある集成材で作成し、木目を残した薄い白の塗装で仕上げることで、違和感なく空間に溶け込むようにしました。
そして、ダイニングとリビングの真ん中にキャットウォークを設けることで、キッチンに立っているときも、ダイニング、リビングにいる時も様子を見られるように配慮しました。テレビボードの上部には猫だまりを作成したことで、テレビを見ながらでも猫たちの様子が分かるような工夫を施しました。
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キャットウォークも違和感を感じない。
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キッチンまで外の光が差し込む室内。
『K様からの感想』
リノベーション後、K様からは「想像以上の仕上がりにしてくださり、大満足です。担当者さんには知識がない私たちに寄り添ってお話しして頂き感謝しています。猫を飼っているので換気扇を多くつけてくださったり空いたスペースに猫が寛げる空間を作ってくれたりと細やかな配慮もして頂き助かりました。猫も楽しそうにキャットウォークに登っています。インテリアも、自分たちでは出来ない仕上がりで、お願いして本当に良かったと思います。これから素敵な家で、思い出をたくさん作っていきたいと思います。」と感想を頂きました。
住む場所が変わっても、家族が増えても、"自分たちらしい暮らし"が出来るのがリノベーションの最大の良さかもしれません。
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取り入れるだけでデザイン性が上がるタイル。
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テレビボードの上の猫だまり。いつでも様子を見ることができる。